ハナヤスリタケ・学名: Cordyceps ophioglossoideis
(Ehr.) Fr.は冬虫夏草の仲間のひとつですが、菌生冬虫夏草(地下生菌のアミメツチダンゴやツチダンゴの土団子菌から育成する冬虫夏草の総称)の仲間に寄生して生育するキノコの総称)です。
ハナヤスリタケは中国では薬用キノコの一つとして古来より利用されてきたキノコの一つで、薬物名は大団嚢虫草(だいだんのうちゅうそう)といいます。このキノコは冬虫夏草の発生が多い中国でも数少なくまして日本では発見されることは極稀です。
このハナヤスリタケ菌糸体の純粋大量培養に世界でも始めて(有)那須バイオファーム一社だけが成功しました。この純粋培養菌糸体から女性ホルモン様物質の存在が静岡大学・農学部河岸教授や東京医科歯科大学・金城博士等の共同研究によって明らかにされ日本農芸化学大会にて報告されました。 |